鼻水・鼻づまりでお困りの方
薬局お茶の水ファーマシーでは、処方箋による調剤の他に、薬剤師がご提案できるお薬がございます。
営業開始は平成31年2月1日から、営業時間は
・11時00分〜20時00分(月、木、金、土、日)
・16時00〜20時00分(水曜日のみ)
でございますので、病院が閉まってしまってお困りの方や時間がなくてすぐに薬が欲しい方はぜひご利用いただければと思います。
今回は鼻水、鼻づまり関連のお薬のご提案の例を紹介したいと思います。
透明な鼻水の場合
・フェキソフェナジン錠60を1日2回服用で鼻水を抑えます。
・1日1回タイプならエピナスチン錠20mgがよいでしょう。
・眠気が気になる方は、小青竜湯か葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)を服用します。とても名前の長い漢方なので、なにやら難しそうですが、葛根湯に川芎(せんきゅう)、セリ科の植物の根と、辛夷(しんい)、モクレン科の植物の蕾を加えているから、このような長い名前になります。
鼻づまりの場合
上記のお薬に加えて、
・カルボシステイン500mgを1日3回服用します。カルボシステイン500mgはドロドロしている鼻水を柔らかくすることや、痰を出しやすくするために使います。
・アンブロキソール45mgを1日1回服用、カルボシステインと併用しても大丈夫です。鼻水がのどに引っかかっている症状がひどい時に使います。
・フルチカゾン点鼻液を1日2回点鼻します。点鼻する前に、鼻をしっかりかんでおきましょう。医師によっては、フルチカゾン点鼻液にプリビナ液を混ぜるとよいという方もいらっしゃいます。
・副鼻腔炎気味の場合は荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)という抗菌作用もある漢方薬がよく使われます。これでも効かなければ、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の使用を考慮しますが、ここまでくると耳鼻咽喉科の先生と相談したほうが早いです。
ドロドロとした鼻水が出ている場合
鼻づまりがひどくて、鼻をかんだ時にドロドロとした黄色い鼻水が出ている場合は、副鼻腔炎であることが多いです。上記の薬を飲んでも改善しない場合は耳鼻咽喉科の医師の診察を受けることをお勧めいたします。この場合、抗生剤、去痰薬、ステロイド噴霧、抗ヒスタミン薬が処方されることが多いです。
鼻水を放置すると、鼻腔内環境が細菌やウイルスにとって増殖しやすい環境になり、悪化することが多いです。しっかり鼻をかんで、鼻水をとめて、休養をとりましょう。
【薬局お茶の水ファーマシーについて】
薬局お茶の水ファーマシーはお茶の水・神保町で夜間土日も営業している薬局です。処方箋による調剤のほか、風邪や胃腸炎といった症状に合わせて薬剤師がお薬をご提案できます。夜間土日も営業していることから、神保町界隈のビジネスマンによくご利用いただいております。お医者さんのところに行く時間がない、病院が開いていなかったといった方には特にご利用していただきたい薬局です。
【通常営業時間】
・11時00分~20時00分(月、木、金、土、日)
・16時00分~20時00分(水曜日のみ)
※祝日、お盆休み、年末年始のお休みに関しては別途お知らせよりアナウンスいたします。
【アクセス】
・都営地下鉄・東京メトロ「神保町駅」A5出口より徒歩4分
・JR中央総武線各駅停車「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口より徒歩7分
とってもおいしいうどんのお店「丸香」さんの向かい、白いタイルのビル3階に薬局お茶の水ファーマシーがあります。
【具体的な業務について】
薬局お茶の水ファーマシーはどの医療機関の処方箋も受け付けております。初めて来局される患者様は在庫をお調べいたしますので、03-5577-7646までお電話ください。薬剤師が在庫をお調べいたします。また、お医者さんのところに行く時間がない、休日でどこもやっていないという場合は当薬局の薬剤師が症状に合わせてお薬をご提案することができます。
・咳、鼻水、鼻づまり、発熱、のどの痛みといった風邪症状の対応
・筋肉痛、肩こり、足のつり(こむら返り)といった症状の対応
・花粉症の対応
・二日酔い、食欲不振、胃炎といった症状
・乾燥肌、皮膚のトラブル
・各種サプリメントや化粧品の相談
・医療機関と連携した受診勧奨
以上が薬局お茶の水ファーマシーが対応できる具体的な業務内容です。ちょっと調子が悪い時、お気軽に薬剤師までご相談ください。ご利用者の方の健康をサポートする、というのが薬剤師の仕事です。

<この記事を書いた薬剤師です>処方せんが必要なお薬だけではなく、風邪や花粉症といった軽症で使用するお薬の相談・販売も承っております。その他にも、栄養剤、サプリメント、化粧品、洗剤など、ケミカルな相談もなんでも受け付けております。薬局のLINE公式アカウント、お電話、薬局窓口までお気軽にどうぞ。
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<Pharmacy Tips !>
#LDLを70未満に抑えると脳卒中の再発を減少させることができる。
虚血性脳卒中またはアテローム性動脈硬化の証拠を伴うTIAの後、1リットルあたり70 mg未満の目標LDLコレステロール値を有する患者は、1リットルあたり90 mgから110 mgの目標範囲を有する患者よりも、その後の心血管イベントのリスクが低かった。