花粉症でお困りの方に

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薬局お茶の水ファーマシーでは、花粉症でお困りの方で病院に行く時間がない、開いている日に行くことができない方向けに「零売」サービスを提供しています。 処方せんがなくても販売できる花粉症のお薬を今回はご紹介したいと思います。紹介する順序は眠くなりにくい順です。下に行くほどしっかり効きますが、眠気も出る人はでてきます。なお、花粉症のお薬は1か月分ではなく、花粉症シーズン中をやり過ごす日数分のご用意ができます。患者さんの症状、薬物乱用防止の観点からご希望に添えないこともございます。予めご了承ください。

フェキソフェナジン(アレグラ)

嵐の大野くんがアレグラ星人でCMしていて、有名な花粉症のお薬です。フェキソフェナジンは処方せんがなくても買える代表的な花粉症の薬です。眠くなりにくいというメリットから、効果がある人にはとてもいいお薬です。車の運転をされる方に特におすすめです。飛行機のパイロットにも服用許可が出ているほど、鎮静作用が少ないことがメリットです。注意点として、フルーツジュース(リンゴやオレンジジュース)と一緒に服用すると、吸収率が落ちて、フェキソフェナジンの効果が出にくくなってしまいますので、服用前後2時間あけてフルーツジュースは飲むようにしましょう。

先発品のアレグラで購入すると、開発費用が上乗せされているため、薬局で買おうにも高額になります。そこで、薬局お茶の水ファーマシーでは、アレグラのジェネリック医薬品をご提案します。アレグラと成分が同じで、有効性、安全性も同等です。ジェネリックに対する疑問は厚生労働省が提供している「ジェネリック医薬品Q&A」がとても詳しいです。

→ https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078998_3.pdf

フェキソフェナジンのジェネリック医薬品は「アレルビ」という名前で通販で買うこともできます。薬の溶出率や生物学的パラメータはアレグラと同等のデータをもっているそうなので、コントロールができている場合はそちらでも十分と考えています。長期に渡って使用することへの不安がありましたら、当薬局の薬剤師までご相談くださいませ。

エピナスチン(アレジオン)

一日一回でOKな花粉症のお薬です。CMで見た方もいらっしゃると思います。フェキソフェナジンに比べてしっかり効きます。眠気も出る人にはやや出るくらいです。夜寝る前だけ飲んでいれば花粉症をやり過ごせるため、忙しい方にはお勧めです。平成31年1月現在、アレジオンはドラッグストアではOTCとしてジェネリックは販売されていないため、零売だとアレジオンのジェネリックが比較的安価に購入できます。腎臓が悪くても常用量で使用できることもメリットの一つです。点眼液もあります。こちらはコンタクト着用でも問題ないです。

ロラタジン(クラリチン)

アレジオンと同じく、一日一回タイプです。アレジオンと同じくらい効きます。車の運転をされる方にもお勧めできます。アレジオンより安いのは開発費用の関係でしょうか。妊娠16週目以降の方でしたら、比較的安全に使用できます。腎臓が悪くても常用量で使用できることもメリットの一つです。

ベポタスチン(タリオン)

上記の花粉症の薬で満足できない場合はベポタスチンをおすすめしています。眠気は効果に比べると比較的少ないです。肝臓が悪くても常用量で使用できます。2017年10月に制限が解除され、零売で販売できるようになりました。また、タリオンと同じ工場で製造されているジェネリックがあるため(ベポタスチンベシル塩酸塩錠10mg「タナベ」)、ジェネリックを使用することを強くお勧めいたします。というのも、薬の販売形式が違うだけで、中身が全く同じなので、形式にお金を支払う理由が薬学的に存在しないからです。

セチリジン(ジルテック)

一日一回でしっかり効果が出るお薬です。眠気もその分出ますが、後述のアレロックよりは控えめです。後継薬にザイザルがあります。こちらで服用が殆ど出ていない場合は、セチリジンを一度試してもいいです。コンタック鼻炎Zという名前で販売されています。こちらはまだネット上ではジェネリック医薬品が販売されていないため、コンタック鼻炎Zを購入されている方は、当薬局の薬剤師と相談してセチリジンを使用していただいたほうが時間的にも費用的にも良い結果をもたらせます。

オロパタジン(アレロック)

今までご紹介した薬は第二世代抗ヒスタミン薬に属するのですが、オロパタジンはその中でもしっかり効いて、眠気も出やすい花粉症の薬です。値段はかなり安く、副作用がない人ならかなり経済的なお薬です。一日二回服用するので、やや使いにくいですが、しっかり効きます。重度の花粉症の方はオロパタジンをご使用されることが多いです。点眼液もあります。こちらの点眼液はコンタクトレンズ着用して点眼していいのは1dayタイプとハードコンタクトだけです。

プランルカスト(オノン)

抗ヒスタミン薬と併用できるタイプの花粉症のお薬です。一日二回服用します。鼻閉に効くので、鼻づまりがひどい人にはおすすめです。眠くならない成分です。抗ヒスタミン薬との併用はその分費用がかかりますが、しっかり効果を出すことができます。鼻づまりから副鼻腔炎になってしまう方もいらっしゃいますので、ピーク時に鼻づまりでつらい方は当薬局の薬剤師までご相談ください。

モンテルカスト(キプレス、シングレア)

プランルカストと同じく、抗ヒスタミン薬と併用することができます。こちらは一日一回だけでいいタイプです。一日一回タイプの抗ヒスタミン薬とモンテルカストの組み合わせは忙しい方にはぜひ使っていただきたいです。値段が張るので、鼻づまりがひどいシーズンで追加で使っても大丈夫です。プランルカストもモンテルカストも気管支ぜんそくの方に処方されることがあります。鼻づまりにも効果がありますので、安心して花粉シーズンにご使用ください。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

抗アレルギー作用のある漢方です。一日3回飲むので、少し大変です。味はすっぱくて甘くて苦いと、複雑です。抗ヒスタミン薬と併用できますので、効果を追求したい方は使ってもいいでしょう。眠くなる成分が皆無なので、アレグラでも眠くなる人はこちらをお勧めしています。ちなみに。花粉症に関しては、漢方より、抗ヒスタミン薬を使用することをお勧めしています。

フルチカゾン点鼻液(フルナーゼ点鼻液)

ステロイドが入っている点鼻薬です。局所的にステロイドを使用する分には問題ありませんので、鼻炎で悩まされている方にご提案しています。医師の処方箋か、要指導医薬品として薬剤師対面でしか手に入らない点鼻液です。一般のドラッグストアで購入できる点鼻液は抗ヒスタミン薬が入っていますが、それでも対応できない場合はこちらがいいでしょう。 ※なお、他のステロイド含有製剤をご希望の方は薬剤師までご相談ください。症状に合わせてご提案いたします。  

【注意】販売できないタイプの花粉症の薬

零売でも対応できないお薬をご希望の場合は、医師と相談の上、処方せんをもってきていただけますと対応できます。 上記にて、処方せんがないと交付できない花粉症をまとめましたので、ご確認ください。   

 

 

<Pharmacy Tips !>
#痛風発作も慢性腎臓病進行のリスク因子
18歳以上の痛風患者6万8897例(痛風罹患群)と年齢や性別等をマッチさせた55万4964例(対照群)とを、中央値で3.68年の追跡した結果、CKD進行のリスクは対照群と比較して痛風罹患群で、29%有意に上昇(HR 1.29、95%CI 1.23-1.35、P<0.001)したことがわかり、痛風発作は慢性腎臓病進行の独立した危険因子であることが明らかになりました。
BMJ Open. 2019 Aug 28;9(8):e031550. doi: 10.1136/bmjopen-2019-031550.