薬局の裏側:使っていないお薬はどうなってるの?


薬局お茶の水ファーマシーでは常時800種類ほどの医薬品を在庫しております。地域の大きな薬局さんとなると、2000種類を超えるそうです。今回は薬局の在庫について少し解説したいと思います。 病院から処方せんをもらって、薬局に行ったときに、「在庫を確認しますね」と言われたことはないでしょうか? 病院近くの薬局に行く場合は、その病院の出すお薬はたいてい在庫していますが、遠くの薬局に行く場合は在庫していない場合があります。その時は在庫している薬局を紹介するか、薬局が不足しているお薬を発注して後日お渡しになることが多いです。問題はここからで、普段あまり使わないようなお薬(=不動在庫)はなかなか処方されないため、使用期限が切れてしまうことがあります。お薬の値段は100錠1,000円から50,000円を超えるものまで、多岐にわたります。100錠10,000円のものが20錠しか処方されずに、80錠が期限切れとなってしまうと、8,000円分廃棄処分となってしまいます。医薬品の期限は月末までなので、月初には毎月薬局は廃棄処理を実は行っています。もちろん、飲食業界やコンビニ業界でも同様に問題になっています。薬局においては、この「不動在庫」をどのように解決するかが経営的な課題となっています。よくある対策として、普段の在庫量を極限まで抑えて、患者さんの来局を予想して発注量を調整することや、近くの薬局から必要な分だけ買い取ることをします。近年では、不動在庫を薬局間で公開して売買し合うことで、不動在庫の廃棄を少しでも抑える流れになっています。このような流れを「シェアリングエコノミー」といいます。シェアリングエコノミーで有名なサービスと言えば、「メルカリ」「ラクマ」などがあります。薬局向けのサービスとして、「pharmarket」「エコヤク」「pharmNet」「みんなのお薬箱」「medshare(メドシェア)」など、いろんなメーカーがソフトを出しています。薬局お茶の水ファーマシーでは「medshare(メドシェア)」を使って不動在庫を抑えています。どこのサービスも似たような感じなのですが、「medshare(メドシェア)」はブラウザ上で完結することや、膨大な調剤データを匿名化して解析することで、他の薬局で出品されているもので自分の薬局でよく使うものを自動で検出してくれます。いちいち探さなくてよいところがポイントです。薬局の健全な運営には不動在庫は大きな課題となっています。薬局の機能は患者さんへのお薬の指導、生活指導のほか、お薬を備蓄して地域医療に貢献することもあります。不動在庫による在庫リスクを少しでも少なくすることで、経営安定につながり、地域の患者さんのニーズにより応えやすくなります。薬局お茶の水ファーマシーでは不動在庫対策として「medshare(メドシェア)」を採用しています。下記リンクにはそれぞれのメーカーのサイトを貼っています。詳しく知りたい方はリンク先をどうぞ。

・medshare → https://www.pharmacloud.co.jp/
・pharmarket → https://www.pharmarket.co.jp/
・エコヤク → https://ecoyaku.com/
・pharmNet → http://www.bigal.co.jp/pharmnet/about.html
・みんなのお薬箱 → https://minkusu.jp/

【薬局お茶の水ファーマシーについて】

薬局お茶の水ファーマシーはお茶の水・神保町で夜間土日も営業している薬局です。処方箋による調剤のほか、風邪や胃腸炎といった症状に合わせて薬剤師がお薬をご提案できます。夜間土日も営業していることから、神保町界隈のビジネスマンによくご利用いただいております。お医者さんのところに行く時間がない、病院が開いていなかったといった方には特にご利用していただきたい薬局です。

【通常営業時間】

・11時00分~20時00分(月、木、金、土、日)
・16時00分~20時00分(水曜日のみ) ※祝日、お盆休み、年末年始のお休みに関しては別途お知らせよりアナウンスいたします。

【アクセス】

・都営地下鉄・東京メトロ「神保町駅」A5出口より徒歩4分
・JR中央総武線各駅停車「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口より徒歩7分

とってもおいしいうどんのお店「丸香」さんの向かい、白いタイルのビル(水野ビル)の3階に薬局お茶の水ファーマシーがあります。

【具体的な業務について】

薬局お茶の水ファーマシーはどの医療機関の処方箋も受け付けております。初めて来局される患者様は在庫をお調べいたしますので、03-5577-7646までお電話ください。薬剤師が在庫をお調べいたします。また、お医者さんのところに行く時間がない、休日でどこもやっていないという場合は当薬局の薬剤師が症状に合わせてお薬をご提案することができます。

・咳、鼻水、鼻づまり、発熱、のどの痛みといった風邪症状の対応
・筋肉痛、肩こり、足のつり(こむら返り)といった症状の対応 ・花粉症の対応
・二日酔い、食欲不振、胃炎といった症状
・乾燥肌、皮膚のトラブル
・各種サプリメントや化粧品の相談
・オンラインお薬相談 → https://peing.net/ja/ochanomizu_ph
・医療機関と連携した受診勧奨

以上が薬局お茶の水ファーマシーが対応できる具体的な業務内容です。ちょっと調子が悪い時、お気軽に薬剤師までご相談ください。ご利用者の方の健康をサポートする、というのが薬剤師の仕事です。

注意事項

薬局お茶の水ファーマシーで販売できるお薬は「一般用医薬品」のほか、厚生労働省が定める「処方せん医薬品以外の医療用医薬品」がございます。通常、医療用医薬品は処方箋がないとお薬が交付されませんが、「処方せん医薬品以外の医療用医薬品」のカテゴリは薬剤師が対面し、患者記録・販売記録を管理し、必要最低限の量に限り販売ができます。この販売形式を「零売」といいます。神保町は土日で医療機関が休診しており、ドラッグストアにも薬剤師がいないことがあるため、地域医療への取り組みとして、上記のお薬の販売をしております。お求めの方は、当薬局の薬剤師までご相談ください。初回ご利用の方は法令で定められた簡単なアンケートにご協力ください。

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