インフルエンザシーズンに使える漢方「麻黄湯」

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インフルエンザシーズンのピークは過ぎたようですが、まだまだインフルエンザシーズンであることは変わりません。体調がいつもと違うと思ったとき、この時期の風邪に特におすすめできる漢方は「麻黄湯」です。以前ビジネスマンにおすすめしたお薬の一つとして紹介しましたが、今回は実際にどのようなエビデンスがあるかをご紹介致します。麻黄湯は基本的に長くて5日間服用しますが、初期の初期であれば、朝晩1包ずつ、すぐに服用して様子を見ます。解熱鎮痛剤と併用すれば、そこまで長引かないので、5日間飲み続けることはあまりないです。インフルエンザのお薬が5日間で設定されているから、論文でも麻黄湯の投与日数は5日間に設定されています。麻黄湯はエフェドリンという物質が入っており、気管支を広げて呼吸を楽にしたり、鼻づまりを良くしたりする反面、過量に使うと胸がドキドキ(動悸)したり、頭痛がしたりするという副作用もあります。1週間を超えて飲むようなものではないため、用量、用法通りの服用であれば問題なく使用できます。服用するとポカポカ、じんわり汗が出てきます。水分補給して、ゆっくり休むと次の朝は症状がだいぶ緩和されます。

成人インフルエンザ患者に対する麻黄湯、オセルタミビル、ザナミビルの有効性の比較 → https://www.jsom.or.jp/medical/ebm/er/pdf/120002.pdf

この論文は簡単に言うと、麻黄湯、タミフル、リレンザを比べた結果、麻黄湯は抗インフルエンザ薬と遜色のない結果を出したという論文です。簡易な内容かつ、被験者の数が10人程度のため、おそらく効果があるだろな、という程度ですが、麻黄湯をチョイスする一つの情報でもあります。

成人A型インフルエンザ患者に対する麻黄湯の有効性の評価 → https://www.jsom.or.jp/medical/ebm/er/pdf/100005.pdf

これも簡単に言うと、他のインフルエンザの薬と比べて麻黄湯は熱を下げる効果が同等かもしれない、という論文です。

そのほかにも、日本東洋医学会のHPには漢方薬のエビデンスレポートが公開されています。漢方のエビデンスについて興味がある方はどうぞ。

薬局お茶の水ファーマシーでご紹介している漢方薬について → https://xn--t8jvd551n2lnn90a6cd.jp/archives/1833    

【薬局お茶の水ファーマシーについて】

薬局お茶の水ファーマシーはお茶の水・神保町で夜間土日も営業している薬局です。処方箋による調剤のほか、風邪や胃腸炎といった症状に合わせて薬剤師がお薬をご提案できます。夜間土日も営業していることから、神保町界隈のビジネスマンによくご利用いただいております。お医者さんのところに行く時間がない、病院が開いていなかったといった方には特にご利用していただきたい薬局です。

【通常営業時間】

・11時00分~20時00分(月、木、金、土、日)
・16時00分~20時00分(水曜日のみ) ※祝日、お盆休み、年末年始のお休みに関しては別途お知らせよりアナウンスいたします。

【アクセス】

・都営地下鉄・東京メトロ「神保町駅」A5出口より徒歩4分
・JR中央総武線各駅停車「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口より徒歩7分

とってもおいしいうどんのお店「丸香」さんの向かい、白いタイルのビル(水野ビル)の3階に薬局お茶の水ファーマシーがあります。

【具体的な業務について】

薬局お茶の水ファーマシーはどの医療機関の処方箋も受け付けております。初めて来局される患者様は在庫をお調べいたしますので、03-5577-7646までお電話ください。薬剤師が在庫をお調べいたします。また、お医者さんのところに行く時間がない、休日でどこもやっていないという場合は当薬局の薬剤師が症状に合わせてお薬をご提案することができます。

・咳、鼻水、鼻づまり、発熱、のどの痛みといった風邪症状の対応
・筋肉痛、肩こり、足のつり(こむら返り)といった症状の対応 ・花粉症の対応
・二日酔い、食欲不振、胃炎といった症状
・乾燥肌、皮膚のトラブル
・各種サプリメントや化粧品の相談
・オンラインお薬相談 → https://peing.net/ja/ochanomizu_ph
・医療機関と連携した受診勧奨

以上が薬局お茶の水ファーマシーが対応できる具体的な業務内容です。ちょっと調子が悪い時、お気軽に薬剤師までご相談ください。ご利用者の方の健康をサポートする、というのが薬剤師の仕事です。

注意事項

薬局お茶の水ファーマシーで販売できるお薬は「一般用医薬品」のほか、厚生労働省が定める「処方せん医薬品以外の医療用医薬品」がございます。通常、医療用医薬品は処方箋がないとお薬が交付されませんが、「処方せん医薬品以外の医療用医薬品」のカテゴリは薬剤師が対面し、患者記録・販売記録を管理し、必要最低限の量に限り販売ができます。この販売形式を「零売」といいます。神保町は土日で医療機関が休診しており、ドラッグストアにも薬剤師がいないことがあるため、地域医療への取り組みとして、上記のお薬の販売をしております。お求めの方は、当薬局の薬剤師までご相談ください。初回ご利用の方は法令で定められた簡単なアンケートにご協力ください。


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