ドラッグストアでも買える「アレグラFX」のジェネリック「アレルビ」は後発品と捉えてよいのか問い合わせてみました。

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もう花粉症の時期を過ぎてしまったので、今更感がありますが、ちょっと気になっていたことを製薬会社の医薬情報窓口に問い合わせてみました。

花粉症のお薬でも、一部の第二世代抗ヒスタミン薬はネット通販でも買うことができることを以前ご紹介しました。→ https://xn--t8jvd551n2lnn90a6cd.jp/archives/1970

「アレグラFX」は医療用医薬品の「アレグラ錠60mg」と同じ「フェキソフェナジン」が使われています。また、厚生労働省の医薬品審議会の医薬総務課の資料(リンク先74ページ)によると、「アレグラFX」は先発品と同じデータで申請されており、審議会も問題ないという判断を下しています。なお、「アレグラFX」のデータとして新たに安全性・安定性試験を行っているわけではないところからして、「アレグラFX」は「アレグラ錠60mg」と薬学的に同等と言えます。 → https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000014662.pdf

「アレグラ錠60mg」=「アレグラFX」は成り立つのですが、皇漢堂製薬株式会社さんの「アレルビ」もイコールであるのかどうか、公開データがないため、皇漢堂製薬株式会社さんに問い合わせてみました。

薬剤師「御社のアレルビの溶出プロファイル、生物学的同等性試験はアレグラFXとほとんど同等であると示すデータがあると助かります」

皇漢堂製薬株式会社さん「インターネット上で公開しておりませんが、一般用医薬品の「アレグラFX」とほぼ同等の溶出プロファイルが取れています。データの開示は営業がその場で行い、説明が終わりましたら、回収させていただいております。」

非公表データのため、データを示すことができないのが心苦しいのですが、どうやら「アレグラFX」と「アレルビ」は同じように溶け出して、効果を示すことがデータとして存在するようです。ネット上で溶出プロファイル、生物学的同等性試験と照らし合わせてほぼ同一である(=後発品)であると記述しているものがなかったため、当薬局で実際に問い合わせて、確認しました。なので、花粉症シーズンをアレグラで過ごせている人にとっては朗報で、ネット通販で十分である情報の一つとなりえます。もちろん、体調や体質は常に変化していくので、いつもと違う感じがする場合はかかりつけの医師、薬剤師と相談するという選択肢も忘れないように、ネット通販も利用していきましょう。当薬局は皇漢堂製薬株式会社さんの回し者ではないです。ネット通販で医薬品を購入している方に、その安全性、安定性、何かあったときの窓口になれるよう、引き続き情報発信に努めます。

簡単ではありますが、ネットで話題の医薬品についての情報でした。

※当薬局は「アレルビ」は販売しておりませんが、アレルビを含む、医薬品に係ることすべての相談に薬剤師が対応致します。

 


<Pharmacy Tips !>
#ハチミツも処方されることがある
ハチミツは実は医薬品として登録されています。咳止めとして処方されたり、お子様のシロップの矯味剤として使われています。去痰、抗炎症にも効果があるので、喉の調子が悪いときに、家のハチミツを使ってみましょう(一歳未満のお子様には使わないでください)。