受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が本日施行されます。

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受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が本日令和元年7月1日に施行され、全国の学校や病院、行政機関の敷地内が原則禁煙となります。改正法は、受動喫煙の影響が大きい二十歳未満や病気の人、妊婦らが利用する学校、病院、行政機関、児童福祉施設の敷地内を原則として敷地内禁煙とするよう規定しています。 → https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189195.html

本法を所管する厚生労働省は2022年春の全面禁煙を目指すそうで、文部科学省と国土交通省のみ、敷地内禁煙に踏み切ったそうです。職員の勤務時間禁煙を段階的に進めて、来年4月には勤務時間内完全禁煙を目指すそうです。厚生労働省にはぜひ前倒しで敷地内禁煙を実現していただきたいところですね。来年の4月からは、小規模飲食店以外は屋内禁煙となります。

禁煙にはニコチンパッチ製剤やニコチン含有ガムを使う方法もありますし、禁煙外来にて、禁煙補助薬の内服も処方されます。禁煙治療期間が過ぎたあとはタバコから遠ざかったり、他の習慣を身につけて、喫煙願望をやり過ごし続けます。どの方法を使っても出口は一緒ですが、禁煙外来にてしっかりカウンセリング+内服を使ったほうが禁煙成功率が高い(http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/ajrs/002040327j.pdf)です。

禁煙のご相談・禁煙補助薬の調剤も承っております。当薬局の薬剤師までお気軽にお声がけください。

 


<Pharmacy Tips !>
#65歳以上のスタチン使用と全死亡率
高LDL血症でスタチンを服用している19518人高齢者(65歳以上)を10年間追跡した結果、全原因死亡率は、スタチン治療を順守していた人の方が、守れなかった人と比較して34%低かったことが明らかになりました。(ハザード比[HR] = .66; 95%信頼区間[CI] = .56-.79)。スタチンの遵守は、アテローム性動脈硬化性心血管疾患イベントの減少にも関連していました(HR = .80; 95%CI = .71-.81)。スタチン使用の利点は75歳以上の間でも減少せず、女性と男性の両方で明らかでした。
J Am Geriatr Soc. 2019;67(10):2038-2044.