薬局の人向け「卸の納品書を見てみよう」


処方せん以外の医療用医薬品の販売を扱うときに、どのように販売できるかどうかを見ているのかをお問い合わせいただくことがあります。

医薬品についている添付文書に「処方箋医薬品」の記載がなければ零売可能です、とお伝えしていますが、今回は簡単な方法をご紹介します。

薬局で扱っている薬でどれが「処方せん以外の医療用医薬品」に該当するのかは一つ一つ添付文書を確認して、常に最新の状態を確認しないといけません。しかし、「処方箋薬」だったものが急に「処方せん以外の医療用医薬品」にカテゴライズされることもあります。PMDAのサイトには処方箋医薬品かどうかの区分の一覧を入手できるところがありますが、更新性が悪く、「処方せん以外の医療用医薬品」であるにもかかわらず、「処方箋医薬品」になってしまっているところもあり、自力で調べ尽くすには時間がかかります。

そこで、自薬局の医薬品で零売できるかどうかの判断に、医薬品卸が持ってくる納品書を使います。

「管理区分」という項目に「処」や「劇」、「向精神薬」というものが書かれていないものはほぼ確実に「処方せん以外の医療用医薬品」です。

上記の写真だと、ロコイド、亜鉛華単軟膏、メコバラミンはOKで、ロスバスタチンとアムロジピンはだめであることがひと目で分かります。開封して添付文書をみたり、オンライン上で見たりするよりは早かったりしますので、時間に余裕があるときに確認してみると意外な発見があったりします。

もちろん、添付文書で確認することが一番ですが、開封しないといけない、オンライン上で見る時間がないという場合に使えるちょっとした方法という感じです。

 


<Pharmacy Tips !>
#悪玉コレステロールの治療薬の起源
抗生物質のペニシリンと同じく、カビから発見されました。京都の米屋の籾殻から採取し、分離したコンパクチン(メバスタチン)という成分が現在のスタチン系医薬品の起源で、1976年に命名されました。