「7つの簡単な生活スタイルの改善(ライフズ シンプル 7)」は糖尿病リスクを減らすためにオススメです。

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先月のニュースですが、「7つの簡単な生活スタイルの改善(ライフズ シンプル 7)」を実行すると糖尿病リスクを減少できることが、オハイオ州立大学の研究で明らかになりました。このライフズシンプル7は、米国心臓病学会(AHA)が心臓病や脳卒中を予防するために、様々な疫学研究の結果をもとに作成されたものです。→ https://www.heart.org/en/healthy-living/healthy-lifestyle/my-life-check–lifes-simple-7

シンプルと銘打っているだけあって、とても単純明快な指針となっています。(ざっくりと説明もします)

1.血圧の管理 → 血圧の正常値は120/80mmHg未満です。減塩1gで血圧は1mmHg下がります。

2.コレステロールの管理 → LDLコレステロールが高い状態だと30代くらいからアテローム性動脈硬化が始まります。放置しがち。

3.血糖値の管理 → 血糖値が126mg/dL以上、HbA1Cが6.5%以上にならないよう、食事と運動に気をつけましょう(下記参照)。

4.健康的な食事を続ける → 魚、野菜と果物(フルーツジュース、ジャガイモは含まない)、茶色い炭水化物(精製されていない炭水化物、玄米、全粒粉、蕎麦など)、オリーブオイル、ナッツ類を中心とした食生活が健康的な食事としてエビデンスとして信頼できます。※津川友介先生の「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」より

5.運動を習慣にする → 150分ほど有酸素運動を取り入れることが推奨されています。週4回、ひと駅分歩いたりして通勤するとよいでしょう。

6.標準体重を維持する → まずは標準体重を計算しましょう。→ https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732

7.タバコを吸わない → 禁煙外来に行きましょう。ニコチンがあなたの脳を依存状態にしています。

シンプル7の中でも、食事、運動、禁煙のビッグスリーほどいい薬はありません。薬局にあるお薬と違って副作用もなく、安全に個人個人が取り組むことができるためです。ビッグスリーを突き詰めても数値が改善されない場合において、かかりつけ医師、かかりつけ薬剤師と相談の上、専門治療として医薬品が提案されることがあります。

糖尿病は合併症として、腎臓障害や網膜障害、末梢神経障害、動脈硬化をもたらすため、血糖のコントロールが健康に過ごすためのスタンダードとして、世界中で予防に取り組まれています。ビッグスリーを通して、血圧、コレストロール、血糖、体重のコントロールができるよう、薬局お茶の水ファーマシーも血液検査結果を通したアドバイスをさせていただいております。血液検査結果をお持ちの場合はぜひ薬剤師までご提出ください。なお、腎臓や肝臓が悪いと言われている方の場合、血液検査結果によってお薬の調整や変更が必要な場合があります。窓口で血液検査結果をお伺いすることが多いのですが、副作用を防ぐためにも数値をお伺いしておりますので、安全な服薬となりますよう、合わせてご協力いただけますと幸いです。

 

 

 


<Pharmacy Tips !>
#頓服は気持ち多めのお水で
発熱時の解熱鎮痛剤のように、すぐに効いてほしいお薬は気持ち多めのお水で服用しましょう。胃腸管に接触するお薬の表面積が大きくなるために吸収が促進されます。ぬるま湯だと更に速く効きます。