「アプリと薬局②」アトピーの見える化アプリ「アトピヨ」

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「アトピヨ」というアトピー性皮膚炎の方が匿名で利用できるアプリをご存知でしょうか。 → iOSアプリ(Android版はリリースされていません)

患部の画像をクラウド上に保存したり、同じ症状で悩んでいる方のケアや症状の推移についてコミュニケーションもできるアプリです。2018年慶應義塾大学医学部主催「第三回健康医療ベンチャー大賞」にて3位受賞(社会人部門)したそうです。

薬局薬剤師の目線でお話しますと、アトピー性皮膚炎の治療において、患部を撮影して電子薬歴に保存することは基本的にないはずで(プライバシー的にも)、症状の経過は言葉と記憶でしか残すことができません。「アトピヨ」であれば、患者さんが画像を撮って、時系列でメモも書き込めるため、医療従事者に経過を知らせるにはかなり有用です。

薬を塗ったあとの経過や、塗るときの順番といったところも画像から推測することもできることから、薬剤師も「アトピヨ」のようなアプリの情報提供を行い、より密度の濃い服薬支援が可能になると考えられます。

公式のプレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000035958.html)、皮膚科医202人に聞いた機能で評価できるポイントとして一位が「症状の写真記録」であることから、経時的な画像データを残しておくことはやはり医師にとっても重要なことであることがわかります。

ただ、患者間のコミュニケーションにおいて、医療情報のやりとりはあくまで使用感や症状の経過にとどめておいたほうがいいとも考えています。というのも、医療情報はネット上で錯綜しており、医療従事者と一般の方との間に医療情報の非対称性ができてしまっていることから、かかりつけの医師、薬剤師に治療、処方薬、フォロー方法について問い合わせたほうが安全度が高いです。その時の重要なデータ元として、「アトピヨ」を利用されることも一つの手ではないかと考えられます。


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