2019年8月17日(土)、8月18日(日)は通常通り営業しています。+薬の飲み忘れ小話

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2019年8月17日(土)、8月18日(日)は通常通り営業しています。

・2019年8月17日(土) 11:00~14:00、16:00~20:00(処方せんは2019年8月14日(水)からの期限のものは対応できます)
・2019年8月18日(日) 11:00~14:00、16:00~20:00(処方せんは2019年8月15日(木)からの期限のものは対応できます)

先日から通常営業に戻りました。今年の8月は今週末までお盆休みをとられている方もいらっしゃるので、お茶の水、神保町はいつもより人気が少ないように感じます。各医療機関も今週末までお休みのところもあり、お薬が足りなくなってしまうということが長期休暇でよくあるお問い合わせとなっています。例えば、本日8月17日だと、30日分処方された場合、次回は9月15日(日)までお薬があることになります。

慢性疾患でお薬を服用されている方は、薬が継続的に体に巡っている状態を保つことで治療効果が出てくるため、薬が切れてしまわないように前もって受診することがとてもとても大切です。薬局に来局されて、先生が休みだから同じものを出してほしいとご依頼されても、処方せんが必要なお薬に関してはお薬をお渡しできかねます。当薬局でお薬をお渡しするとき、長期連休あたりにお薬が切れてしまうことが想定される方に関しては「8月17日調剤分は9月15日まであります」と囁きます。

海外(カナダ)では、薬剤師が必要と認めた場合に、現在服用中のお薬を追加で調剤することができますが、前もってお薬が切れてしまう前に受診することが前提のため、この権限を日本でも使う前にまず、患者さんと薬剤師の間で「いつまでにお薬が切れてしまうのか」「なぜ切れ目なく服用することが求められるのか」の2つを常に確認し続けることが必要でしょう。

・カナダのエマージェンシーリフィルについて → http://library.bcpharmacists.org/6_Resources/6-2_PPP/5003-PGP-PPP31.pdf(英語のPDFです)

「いつまでにお薬が切れてしまうのか」を把握して、次回診察予定をカレンダーに書き込んでしまうことが一番です。90日分処方された場合、飲み忘れると次回診察予定日から飲み忘れた分だけ遅れるため、窓口では「なぜ切れ目なく服用することが求められるのか」をお話することがあります。もちろん、出張などで他の薬局をご利用されている場合もあり、その時はお薬手帳がとても役に立ちます。

処方日と処方日数の間隔から、適正にお薬が服用できているかをなぜ薬剤師が把握するかといいますと、お薬の効果がしっかり出ているかは切れ目なく服用していることが前提だからです。「お薬を不規則に飲んでいる」ために「体質的にお薬の効果が出ていない」と誤って判断されないように、服用状況をお伺いした上で、「切れ目なく服用することが求められる」理由を窓口でしっかりお話します。花粉症のシーズンでアレグラを飲んでいる人だと、朝にオレンジジュースを飲む習慣があると薬効が減弱して、アレグラが効きづらいと錯覚してしまうことがあります。また、血圧を下げる薬を飲み忘れている場合、その期間は少なくとも高血圧で血管が傷つきやすくなり、動脈硬化がひっそりと進展してしまいます。

国立循環器研究センター「動脈硬化」 → http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pamph21.html

長くなってしまいましたが、規則正しく服用、早めに受診がしっかり守られていれば、お薬の効果をしっかり引き出せますし、効いていないかどうかも定期服用前提でしっかり先生とお話できるため、本当にいいことばかりです。そのための一歩として、「いつまでにお薬が切れてしまうのか」を一緒に把握して、適切な治療を実践できるよう、薬剤師がお手伝い致します。


<Pharmacy Tips !>
#腎臓の点数「eGFR」
血液検査の結果に記載されているeGFRは腎臓の元気度を点数化したものです。50以下になると、腎臓がお薬を出すスピードが遅くなってくるので、飲んでいるお薬の量を調節することがあります。普段から減塩を意識して、腎臓も労ってあげましょう。