遠隔服薬指導に関する、厚生労働省関係国家戦略特別区域法施行規則(平成 26 年厚生労働省令第 33 号)のパブリックコメントが募集されています。

Pocket

令和元年9月11日までの期限ですが、遠隔服薬指導に関するパブリックコメントが募集されています。 → https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495190161&Mode=0

厚生労働省「遠隔服薬指導」 →  https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000406514.pdf

遠隔診療は現状だと利用がかなり限られている現状で、服薬指導の議論が進みづらい点もありますが、お薬の供給という面ではとても大切な議論です。

薬局お茶の水ファーマシーでは、遠隔服薬指導は実装されていませんが、遠隔お薬相談はできます。お薬の受け渡しは対面でやっているのですが、今後はお薬の受け渡しも対面ではなくなり、薬剤師はコールセンターのように電話と画面ごしに対応することになるのでしょうか。急性疾患と慢性疾患をごちゃまぜにしているので、よくわからない制度なのかもしれません。急性疾患はその場で症状緩和できるお薬を対面でお渡しできることが重要で、一番消耗しているときに薬は発送待ち、という遠隔服薬指導は相性が悪いです。慢性疾患の場合、コントロールができている前提だと、そもそも90日処方を延長すればいいのでは?とも考えられます。慢性疾患を長期コントロールするときに、経時的な服薬確認と、体調不良時のお薬の使い方を確認する程度であれば、遠隔お薬相談でも十分フォローできます。年に数回、医師と薬剤師と直接お話して、常備薬をしっかり補給して、いざというときに使い方がわからなければすぐに聞ける、遠隔服薬指導の前に、そういった関係性も培っておくとスムーズに制度が進むのかもしれません。

 厚生労働省関係国家戦略特別区域法施行規則(平成 26 年厚生労働省令第 33 号)を次の①から③までのように改正する。

① これまで、薬剤遠隔指導等を行わせる場合の条件を、特定処方箋薬剤遠隔指導等利用者の居住地域における薬剤師等の数が少なく、薬局と当該利用者の居宅との距離が相当程度長い場合等であることとしてきた。本改正ではこれに加え、特定処方箋薬剤遠隔指導等利用者又は薬局開設者の事情により、対面による服薬指導が困難な場合にも薬剤遠隔指導等を行わせることができることとする。
② ①において新たに追加する薬剤遠隔指導等の実施に当たっては、薬局開設者が、薬剤師に、あらかじめ、対面により、特定処方箋薬剤遠隔指導等利用者に対して服薬指導を行わせていることを要件とする。
③ ①において新たに追加する薬剤遠隔指導等の実施に当たっては、薬局開設者が、薬剤師に、次に掲げる事項を定めた薬剤遠隔指導等に関する服薬指導計画を、あらかじめ本人の同意を得て策定させ、かつ、当該計画に従って薬剤遠隔指導を実施させることを要件とする。
(1) 薬剤遠隔指導等で取り扱う薬剤の種類及びその授受の方法に関する事項
(2) 薬剤遠隔指導等並びに対面による薬剤の適正な使用のための情報の提供及び薬学的知見に基づく指導の組合せに関する事項
(3) 薬剤遠隔指導等を行うことができない場合に関する事項
(4) その他薬剤遠隔指導等において必要な事項


<Pharmacy Tips !>
#桔梗湯(ききょうとう)の使い方
喉の調子が悪いときに使われる漢方薬の桔梗湯は、お湯に溶かしたものを冷まして、うがいすることで効果が出ます。うがいで使うため、副作用が殆ど出ないことも利点です。