けんぽれんが「2022年危機に向けた健保連の提案・平成30年度健保組合決算見込み」を発表しました。
本日2019年9月9日、けんぽれんが「2022年危機に向けた健保連の提案・平成30年度健保組合決算見込み」を発表しました。
プレスリリース → https://www.kenporen.com/press/
提言をまとめたPDF → https://www.kenporen.com/include/press/2019/201909093.pdf
医療負担の世代間アンバランスの是正のために、健保連が以前、市販類似薬の保険適応除外、花粉症のお薬の保険適応除外の提言をまとめていましたが、さらに強く提言しています。なかでも、後期高齢者の原則2割負担という点はかなり大きなインパクトを持ちます。単純に医療費が2倍になるのですから、慎重に議論しなければならない点です。今回は保険給付範囲をフランス式(重要度によって保険適応率が違う)を引き合いに出して、花粉症だけではなく、湿布、保湿剤、ビタミン剤も含めて提言しています。
とはいえ、患者自己負担が上がると、患者が自然治癒を選択してしまう(放置してしまう)データもあります。 → https://www.jstage.jst.go.jp/article/iken/22/2/22_139/_pdf/-char/ja
慢性疾患を放置してしまったがために、却って医療費が高騰してしまうこともありえます。医療費が高騰しない薬剤選択として、フォーミュラリの導入も検討されているようです。
薬局お茶の水ファーマシーは医療費削減、そして地域サービスとして、処方せんがなくても風邪、腰痛、胸焼け、肌荒れといった症状緩和に使われる医療用医薬品のご提案と販売を行っております。通販サイトやドラッグストアで何を買っていいのかよくわからないまま、これから国、けんぽれんからセルフメディケーションが推し進められます。そんなときに、オンラインでも、実店舗でも気軽に相談できる薬剤師と知り合いになっておくと、安心してお薬を服用、体調の管理ができるようになります。SNSのインフルエンサーが使っている、友達が使っている、でも実際どうなんだろう?そんなお悩みも、患者さんごとに解決したい内容によって、当然お薬の運用も違います。安全安心、病院と薬局に行くより早い、お薬代も控えめに、そんな使いやすい薬局を目指しておりますので、引き続きご利用いただけますと幸いです。

<この記事を書いた薬剤師です>処方せんが必要なお薬だけではなく、風邪や花粉症といった軽症で使用するお薬の相談・販売も承っております。その他にも、栄養剤、サプリメント、化粧品、洗剤など、ケミカルな相談もなんでも受け付けております。薬局のLINE公式アカウント、お電話、薬局窓口までお気軽にどうぞ。
執筆した「ビジネスパーソンのためのセルフメディケーション読本」が技術書典9エポックメイキング部門で優秀賞を受賞しました。 → https://techbookfest.org/product/6426464534659072

<Pharmacy Tips !>
#乳製品とお薬の関係
乳製品はカルシウム、マグネシウムが含まれており、一部のお薬は効果が弱くなることがあります。2時間あけるか、服用タイミングを医師、薬剤師に相談してください。