「ザンタック錠 75」「ザンタック錠 150」を服用されている方に対して、治療薬変更に伴う負担金清算がグラクソ・スミスクライン社から発表されました。

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前回、ザンタックおよびその後発品(ラニチジン)が自主回収になっていることをHPにてお知らせいたしました。

→ PMDAよりラニチジン塩酸塩における発がん物質の検出に対する対応が発表されています。

この度、グラクソ・スミスクライン社が「ザンタック錠 75」「ザンタック錠 150」を服用されている患者さんに治療薬変更にともなる負担金清算が発表されました。

「ザンタック錠 75」「ザンタック錠 150」を服用されている患者様への治療薬変更に伴う患者様の負担額精算に関して → https://gskpro.com/content/dam/global/hcpportal/ja_JP/documents/news/zantac_recall_october.pdf

対象者は、「ザンタック錠 75」「ザンタック錠 150」を服用されている患者さんです。処方日数分を飲みきっていない場合において、代替医薬品処方に関わる医療費、交通費(3000円まで)を清算することができます。下記、公式HPより転載です。

【具体的な清算手順】
1. 患者様ご自身で、フリーダイアル:0120-343-775 (9:00~17:45/土日祝日および当社休業日を除く) へお電話いただき、精算手順を確認いただきます
2.ザンタック錠患者様費用負担専用窓口より、必要書類を患者様へ郵送致します
3.同封の振込口座確認書に必要事項をご記入の上、下記の必要書類を封入し、返送いただきます
4.弊社より患者様の振込口座へお振込みさせていただきます
【必要書類】
① 診察代の領収証
② 代替薬剤の領収証(但し書き「ザンタックの代替処方」と薬剤師または医師のご捺印が必要です)
③ 処方薬剤の明細書のコピー

ザンタック自体の返金はされないため(健康保険の給付扱いのため)、すでに支払った医療費が清算されるのではないことに注意が必要です。

代替医薬品の入手に必要な金額が後日清算されます。この対応は自費対応のため、病院の再診料、処方せん料、薬局の調剤管理料、調剤技術料、薬剤料が自費としてかかってくるため、病院で3,800円程度、薬局で2,000円程度(2週間分、ファモチジンの場合)の合計6,000円弱が事前にかかる費用となります。通院にかかった費用も3,000円まで清算されます。後日振込み対応のため、タイムラグがあることにも注意が必要です。

ラニチジンを製造している後発医薬品メーカーはグラクソ・スミスクライン社のような対応を発表しておりませんので、先発品のザンタックを飲んでいる方を対象にしていることに注意が必要です。

引き続き、続報がございましたら、こちらの記事に加筆したいと思います。


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