新規開設個別指導に行ってきました。

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保険調剤薬局(処方箋を持っていって、お薬を調剤してもらう薬局)を新しく開設すると、だいたい1年以内に厚生局から新規開設個別指導というものが実施され、薬局の開設者と管理薬剤師が厚生局に集められます。

東京都は新規開設の薬局が多いのか、大部屋に10グループぐらい一斉に指導が開始されます。指導薬剤師の方と、厚生局の方と保険調剤の適正な管理ができているかをじっくりお話していく感じです。

当薬局の場合、一ヶ月前くらいに個別指導があること、準備しておく資料が書かれた紙が簡易書留で送られてきました。個別指導の1週間前に10名の患者さんの薬歴、処方箋、調剤録などを取り添えるように、追加で指示が簡易書留でまた送られてきました。

当日は、大部屋で結構なひとがいらっしゃいました。個別指導中はフリーの指導薬剤師の方が練り歩いていたりしていましたが、当薬局の指導中には参戦されませんでした。他の島では、フリーの方が乱入?していることもあり、ケースによって多方向から指導が入るような仕組みになっているようでした。

だいたい40分くらいで終わったのですが、当薬局で改善したほうがよいことは

・お薬手帳のシールに追加で指導したことを印字したほうが良い → 手書きで書いているため、印字していたほうが指導しているかどうか分かる

・薬歴簿の表書き(患者さんの状態を要約しているページ)の更新が初回だけになっている → 半年に一回程度、体調変化について薬歴に載せている内容を要約して載せてください

・ビタミン剤、栄養剤に該当する処方は長期に渡る継続処方のときは疑義をかけてください → 薬歴に薬剤師として必要と思われる内容だったので問題なしとのこと

・医薬品情報提供書に担当薬剤師の印鑑を押印してください → 一人薬剤師で省略してしまっていた

薬歴自体は検査結果を元にハイリスク薬の使用状況や使い方、副作用のモニタリングが詳細に書かれており、時系列で整理されているため、特に問題ないとのことでした。

終始和やかなムードで終わったのですが、だいたい2ヶ月後に今回の個別指導の結果が厚生局から送られてきます。

「概ね妥当」「経過観察」「再指導」の3つがあり、普通に調剤薬局を運営していれば、「概ね妥当」と判断されます。来年の1月ごろにまた続報をお伝えしたいと思います。

ちなみに、指導薬剤師の方は、当薬局のHPを事前に調べていらっしゃったようで、零売についてけっこう大々的にやっていることに対して、厚生局として特に追求することはないようなことをお話されていました。厚生局管轄なのは保険調剤、零売やOTC販売は保健所管轄だからでしょうか。勉強になりました。

 


<Pharmacy Tips !>
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ハチミツは実は医薬品として登録されています。咳止めとして処方されたり、お子様のシロップの矯味剤として使われています。去痰、抗炎症にも効果があるので、喉の調子が悪いときに、家のハチミツを使ってみましょう(一歳未満のお子様には使わないでください)。