【ご報告】2019年の零売による医療費削減累計額は約188万円でした。
薬局お茶の水ファーマシーは処方箋に基づく保険調剤と処方箋以外の医療用医薬品の薬剤師対面販売(=零売)に取り組んでいる薬局です。去年の2月より始めた零売による医療費削減は2019年で1,882,610円となりました。風邪や花粉症、ちょっとした体調不良のフォローに当薬局をご利用いただき、ありがとうございます。昨年は試験的に運用しており、6月くらいから形になってきたと実感しております。8月から地域の方と周辺で働くビジネスパーソンに少しずつ認知され、街の薬局として一歩ずつ役割を担えるようになって参りました。
去年から兆しが見えてきましたが、今年は医療費削減に向けて、保険適応されるお薬の分類が変化していくようです。いざ大きく制度が変わったときに、一般用医薬品を自己責任で使うのか、信頼できる医療関係者と相談できるように関係性を築いておくのか、急に選択をしなければならないとした時、良き相談相手となれるよう、これからも精進してまいります。初めての方も、いつもご利用いただいている方も、どうぞ薬局お茶の水ファーマシーをよろしくお願いいたします。

<この記事を書いた薬剤師です>処方せんが必要なお薬だけではなく、風邪や花粉症といった軽症で使用するお薬の相談・販売も承っております。その他にも、栄養剤、サプリメント、化粧品、洗剤など、ケミカルな相談もなんでも受け付けております。薬局のLINE公式アカウント、お電話、薬局窓口までお気軽にどうぞ。
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<Pharmacy Tips !>
#悪玉コレステロールの治療薬の起源
抗生物質のペニシリンと同じく、カビから発見されました。京都の米屋の籾殻から採取し、分離したコンパクチン(メバスタチン)という成分が現在のスタチン系医薬品の起源で、1976年に命名されました。