【ご報告】令和2年1月の零売による医療費削減累計額は約22.6万円でした。

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薬局お茶の水ファーマシーは処方箋による保険調剤のほかに薬剤師の対面による非処方箋薬の提案と販売(=零売)を行っている薬局です。去年の1月から始めて、初月は15,000円ほどしか医療費削減ができなかったのですが、徐々に地域の方にご利用いただけるようになり、単純に1月を比較すると医療費削減額は15倍になりました。もとが小さすぎるので、数字上の話はあまり意味を成さないのですが、少しずつ地域の方に役立つ薬局として育っているという実感を日々感じております。地域の方だけではなく、近隣オフィスの方にもよく利用いただけるようになりました。体調悪いならあそこにいったらいいよと、紹介されて来局されるケースも多くなりました。

金額的にはまだまだインパクトは少ないですが、御茶ノ水、神田神保町近辺で働く地域の皆様に使いやすいサービスが提供できるよう、引き続き研鑽いたしますので、どうぞ薬局お茶の水ファーマシーをこれからもご利用くださいませ。

また、少し話題が違うのですが、去年から活発になってきている零売に関して、もっとスケールアップした事例が出てくると考えていたのですが、薬局個々の事例がクローズアップされることはあっても、薬局チェーンで零売がクローズアップされることはまだ先のことなのかもしれません。

窓口で零売対応するときは普段の保険調剤よりも時間をかけてお話することが多いです。薬剤師からお話を伺うことだけではなく、お客様からのご質問も多く、納得された上で購入されるため、保険調剤とは違った業務フローになります。保険調剤と零売を組み合わせると、処方医からのお薬だけではなく、その他の症状や健康相談も対応するので、お客様一人あたりの時間は保険調剤のみの場合に比べるとかなり長く、密度も濃いです。カウンセリングが業務の大きな部分を占めるようになると、チェーンのようなマニュアル対応とはまた違った対応になり、考えることもかなり増えます。カウンセリングも時間がかかるごとにタイムチャージがかかるわけでもないので、薬局チェーンからするとあまり利益を最大化できるセクションではないのかもしれません。

零売対応はどこでも薬剤師であればできる対応ですが、資本主義からややズレているので、チェーン化による医療アクセス向上よりも、研鑽して、地域共生として続けていくことが大事だと当薬局は考えています。

<Pharmacy Tips !> #妊娠中のマクロライド系抗生物質処方は胎児への影響を与えるかもしれない 妊娠初期にマクロライド系抗生物質を処方すると、ペニシリン系抗生物質と比較して重大な奇形、特に心血管奇形のリスクが増加しました。妊娠中期におけるマクロライドの処方は、性器奇形のリスク増加と関連していました。 BMJ 2020;368:m331