令和2年1月~5月の零売による医療費削減累計額は約146万円でした。

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令和2年1月~5月の零売による医療費削減累計額は約146万円でした。

薬局お茶の水ファーマシーは処方箋による保険調剤のほかに薬剤師の対面による非処方箋薬の提案と販売(=零売)を行っている薬局です。

5月は緊急事態宣言の経過や、経済支援、特別給付金など、新型コロナウイルス感染症対策だけではなく、経済活動に関する取り組みも情報収集するストレスも増え、窓口ではかなり疲弊された方が多く見えました。また、令和2年4月10日より特例措置で実施されているオンライン診療の処方箋に基づくオンライン服薬指導においても、患者さんの心の疲れが気になりました。オンライン診療だと採血が困難であるので、対面診療と採血による治療方針の修正まで時間がかかってしまいます。慢性疾患のコントロールをするために、ステイホーム状態での食生活、服薬管理で少しでも気がかりなことがあれば、再度お話をすることもできますので、ぜひご連絡下さい。

不要不急の受診を避ける傾向は5月の中旬までは窓口でも実感していましたが、緊急事態宣言が東京都も解除された翌日は、周辺医療機関の通常の対面診察がやや活発になっていました。不要不急の受診には新型コロナウイルス感染症リスクに対する心理的コストが影響していると、以前HPでも推測していましたが、緊急事態宣言解除というムードが心理的コストを下げたように感じています。特別措置であるオンライン診療も3ヶ月間の時限措置のため、7月10日あたりには、また診療に対するスタイルが変わっていくものと思われます。新しい生活様式が発表され、公的機関、商業施設でも感染予防対策に敏感になっていますが、次亜塩素酸水噴霧の注意喚起や、消毒用品の使用方法など、対応や情報に迷いがある場合は、薬をもらうついでで構いませんので、薬剤師まで相談していただけますと、現状確認と科学的な対応方法について納得感のある回答が得られます。

慢性疾患のお薬から、急な体調不良、身の回りの公衆衛生まで、まとめて当薬局の薬剤師が対応いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。


<Pharmacy Tips !>
#65歳以上のスタチン使用と全死亡率
高LDL血症でスタチンを服用している19518人高齢者(65歳以上)を10年間追跡した結果、全原因死亡率は、スタチン治療を順守していた人の方が、守れなかった人と比較して34%低かったことが明らかになりました。(ハザード比[HR] = .66; 95%信頼区間[CI] = .56-.79)。スタチンの遵守は、アテローム性動脈硬化性心血管疾患イベントの減少にも関連していました(HR = .80; 95%CI = .71-.81)。スタチン使用の利点は75歳以上の間でも減少せず、女性と男性の両方で明らかでした。
J Am Geriatr Soc. 2019;67(10):2038-2044.