令和2年1月~11月の零売による医療費削減累計額は約267万円でした。

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令和2年1月~11月の零売による医療費削減累計額は約267万円でした。

薬局お茶の水ファーマシーは処方箋による保険調剤のほかに薬剤師の対面による非処方箋薬の提案と販売(=零売)を行っている薬局です。

いよいよ12月も始まったのですが、コロナ禍はまだまだ先が見えず、90日処方の患者さんだと、次回の診察予定日は来年の2月でインフルエンザ真っ只中と、不安の種が尽きません。令和2年4月10日から特例で電話診療とオンライン調剤が期間限定で認められているため、症状が安定している方には、事情をお話して、電話診療の方法や実際の流れ、注意点をお話しています。1回目のオンライン調剤だと送付先住所や、振込方法の確認、保険証の確認などの事務確認がありますが、経過良好であれば、薬自体は継続処方ですので、あらためて薬の再説明をするというよりも、飲み忘れの対応や他の薬を使うときの注意点をお話することがわりと多いです。

会社が近いということ、当薬局が空いていることを評価いただいて、処方箋をもって来局されるケースもございます。自分で軽症をやり過ごすセルフメディケーションの方法についてじっくり話したり、新型コロナウイルス関連の悪質なデマ、微妙なデマ、現在わかっていることなどをおさらいしたり、健康診断の結果からどんな症状に将来的につながっていくかの解説など、去年と比べると、患者さん自身が自分の体や薬に対して関心を深めて、納得感のあるお薬相談が増えてきたと窓口では実感しています。

年末年始は医療が手薄になることが多く、国も年末年始は長い休みを取るように過去に推奨していたため、今年はさらに医療資源の乏しい年末年始になりそうです。何が言いたいかというと、その間の体調管理がシビアになるため、今からどのように軽症状をやり過ごすか、常備薬を切らさないようにするかの対策を練っておくことが大切です。かかりつけの医師、薬剤師とぜひ、年末年始戦略を立てましょう。


<Pharmacy Tips !>
#花粉症のアレルギー性鼻炎の患者では、飲み薬よりフルチカゾン点鼻液のほうが効果が高いかもしれない
ピークシーズン中、フルチカゾン点鼻液とモンテルカストとロラタジンの併用は、プラセボとモンテルカスト単独よりも日中の症状予防に有意に有効でした。夜間の症状については、フルチカゾン点鼻液は他のすべての治療と比較して有意に効果的でしたが、モンテルカストと、ロラタジンとモンテルカストの併用はプラセボと比較して顕著な症状予防を提供しませんでした。上皮好酸球数の花粉誘発性増加は、他のすべての治療群で見られるものと比較して、フルチカゾン点鼻薬を使用している治療患者では有意に低かったとしています。
J Allergy Clin Immunol 2002;109:949-55