令和2年1月~12月の零売による医療費削減累計額は約306万円でした。
令和2年1月~12月の零売による医療費削減累計額は約306万円でした。
薬局お茶の水ファーマシーは処方箋による保険調剤のほかに薬剤師の対面による非処方箋薬の提案と販売(=零売)を行っている薬局です。
去年からお知らせしていた医療費削減金額も300万円を超えることができました。急性疾患、慢性疾患に関するご相談件数も増え、少しずつですが、地域のかかりつけ薬局として力をつけられているのかな、と感じております。
今年はコロナ禍での医療との接し方について、ご利用者の方とじっくりお話する機会に恵まれました。今まではとりあえず風邪薬、とりあえず病院という流れだったのですが、今では、とりあえず症状をなんとかしたいんだけどどうしたらいい?、この薬であっているの?というご相談も増え、病院でできること、診療所でできること、薬局でできること、ドラッグストアでできることをお伝えし、それぞれの事情に合った医療への関わり方をご提案しております。来月には改めて1年間の統計情報をもとに、コロナ禍で当薬局がどのような対応を行えていたのかをレポートできればと思います。体感では、電話診療やSNSによる医療相談に、薬剤師に直接聞いてみるという選択肢も明確に加わったように感じます。当薬局で提唱している医療費削減は、あくまでも、ご利用者の皆様と当薬局が協力して無理なく削減できる額として発信しています。通販でも、ドラッグストアでも、薬局でも、クリニックでも、感染対策しながら、必要な医療を必要な分だけ使うのであれば、膨らみ続ける医療費にも一定の効果があると考えています。薬局零売自体も広がりを見せており、徐々に知名度が上がっておりますので、いずれどこの街でも利用できるようになるといいですね。
様々な医療の相談、質問、雑談から、薬に繋がりつつも、豊かな時間になりますよう、引き続き精進してまいりますので、今後とも当薬局をどうぞよろしくお願い致します。

<この記事を書いた薬剤師です>処方せんが必要なお薬だけではなく、風邪や花粉症といった軽症で使用するお薬の相談・販売も承っております。その他にも、栄養剤、サプリメント、化粧品、洗剤など、ケミカルな相談もなんでも受け付けております。薬局のLINE公式アカウント、お電話、薬局窓口までお気軽にどうぞ。
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